シミュレータートレーニング
実車初走行は、高速コーナーと5速全開からのフルブレーキングシフトダウンが課題となった。
そこでアセットコルサ日本語版の富士スピードウェイとMX-5cupのHパターンマニュアルの組み合わせで、オーバーセッティング、補助デバイス全オフ設定にし、3日間みっちりとトレーニングを行った。
最初は、踏力が足らず4速に入れるタイミングが遅い、実車と同じ動作だったが、徐々に改善。
Aコーナーも外側まで使えるようになり、100Rも攻めれるようになった。
【永井選手コメント】
「シミュレータートレーニングでは、画面からの情報を読み取ることに実車以上に疲労感を感じました。
実車では恐怖からチャレンジできないことを試せたり、走行の細かいデータが即時に見れ、改善したい場所がより具体的にわかりますので、そういった情報を元にブレーキの踏力を安定させることなどに取り組めました。
全開走行でのブレーキング、ステアリング操作練習を時間関係なくひたすらに出来るので、実車でたくさん走ったような操作に安定感がでました。
今回のトレーニングで操作一つ一つは確実に向上しているのを感じました。
次回は、実車とシミュレーターのギャップを理解して、より充実した実車トレーニングを行えると思います」