FCR-VITA2時間耐久レースのリベンジへ鈴鹿サーキットに遠征
先月富士で行われたVITA2時間耐久レースにチャレンジしたLHG Racingは、初めての耐久レースで優勝を狙える位置につけていたが、ミスとトラブルにより悔しい結果となってしまった。
そこでリベンジをするべく、同レギュレーションの鈴鹿クラブマンレースMEC120に参戦。
猪爪・岡本のコンビ継続で、前回の経験と反省点を踏まえて優勝を目指す。
公式予選 総合22位クラス12位
前日の公式練習から公式予選日午前中の練習走行までは、ドライコンディションで常にトップ5に入るタイムをマーク。
しかし、午後からは雨が本降りとなり中断をはさみながら公式予選はウェットコンディションで行われた。
ウェットでの走行はぶっつけ本番となるため、順位を気にせず決勝レース重視のタイヤ温存で挑む。
30分間の予選でドライバーチェンジも行い、現状ではまずまずの結果となり、翌日の晴れ予報に期待を込める。
戦略通りミスなく走り切りリベンジ達成!!
決勝レース 総合4位CSクラス1位 Mixed Genderクラス優勝
決勝日当日は晴れ。
午前中に行われたフリー走行では、2番手タイムをマークしドライコンディションでの”速さ”は確認できた。
混走47台の鈴鹿サーキットでは、間違いなくセーフティーカーが出ることが予想されるので事前に戦略を決め”強さ”も準備万端。
猪爪選手がスタートドライバーで2時間耐久レースがローリングスタートすると、1コーナーで11位にポジションアップ。
10位にポジションを上げた4周目に早くもSCとなる。
ここは事前に決めた戦略からステイアウト。
この間に猪爪選手の前2台がピットインし8位で6周目に再開。
6位までポジションを上げた14周目にルーティンのピットインで岡本選手にドライバーチェンジ。
ペースよく走行していたが18周目に再度SC。
ここでステイアウトしていたトップグループの数台がピットイン。
これで岡本選手のポジションは5番手となるが、SC中にピットインしたチームが有利となる。
SC再開後、岡本選手はハイペースでトップグループに迫ったが、今度はトップグループの1台がスピンし、これに接触してしまう。
カウルにダメージは負ったもののペースは落ちることなく走行できたが3度目のSC。
ここでも燃費計算から、SC中のピットインを使うことができない。
SC再開後、岡本選手のペースは落ちることなく3位までポジションアップ。
27周目に4回目のSC。
ルーティンではないが、ここでドライバーチェンジを決断。
猪爪選手にドライバーチェンジし、接触箇所を確認すると左フロントタイヤが危険な状態だったため、メカニックが迅速に交換。
SC中に同ラップでコースに復帰することができた。
これにより見た目上クラス3位でレース再開。
その直後に前を走るマシンのコースアウトにより2位に浮上。
トップはピットイン義務が1回残っているので、実質1位躍り出た。
しかし、残り時間は40分弱あるので気はゆるせない。
猪爪選手は安定したペースでミスなく走り切り、クラストップチェッカー!
見事、富士の雪辱を晴らすことができた。