FCR-VITA2時間耐久レースレポート

男女ペアのMixed Genderクラスに参戦

FCR-VITA開幕戦は2時間耐久レースとなり、猪爪杏奈選手一人でもエントリーできるが、新しくMixed Genderクラスができたため、S-FJチャンピオンの岡本大地選手を招集する。

このクラスの最大の難所は男女の体格差で、ドライバーチェンジの際にシートを入れ替えたりシートベルトを調整する作業が発生し、ピット最低制限時間3分を超えてしまう可能性がある。

しかし、猪爪岡本ペアは身長がほぼ一緒でその作業が発生しない。

さらに岡本選手は、去年のVITAコーチングでも飛び抜けた速さを見せていたため、クラス優勝のみならず総合でも期待がかかる。

公式予選 総合11位クラス2位 2.22.531

予選は翌日のKYOJO CUPの練習も兼ねて猪爪選手がアタック。

ウェットコンディションは前日からセットアップを煮詰めており、常にトップ10に入っていた。

クラストップは男性ドライバーがアタックをしており、女性の中ではトップタイムを記録。

決勝レースに向けて十分に戦えるポジションを確保できた。

決勝レース ペナルティと給油トラブルにより31位

スタートはMixed Genderクラスの特別規則により猪爪選手が担当。

雨はやんだがウェットコンディションの中、43台がローリングスタート。

序盤から先頭集団8台のペースが速く、猪爪選手は少し間をおいた10位で周回を重ねていく。

7周を終了したところで、SCランとなる。

これによりトップとの差が詰まりSCランが続く中、燃費がが持つことを確認し、10周目にピットインし燃料補給とドライバーチェンジを行う。

ここでタイヤの内圧もドライ寄りに変更し、岡本選手がピットアウト。

ピットアウトから路面コンディションよくなり、ピットイン組の中ではトップに立ち全体ベストタイムを更新しながら周回。

総合トップも狙える好調なペースだったが、なんとペナルティピットストップ60秒の表示が出る。

これはピットストップ中にタイヤの内圧を調整している際に、エンジンを始動させてしまったペナルティだ。

岡本選手はペナルティを消化し大きく順位を下げるが、ファステストラップを記録し再度、猪爪選手にドライバーチェンジ。

この際に今度は、給油装置のトラブルによりガソリンが入らず、大きくタイムを損失してしまった。

勝負権は完全になくなってしまったが、翌日のKYOJO CUPがドライコンディションになることを見据えて、猪爪選手が巻き返す。

ペナルティと給油トラブルで6分を失い、トップから3周ビハインドでフィニッシュとなった。

戦略面ではスタート序盤のSC中にピットインし、いち早くドライセットに変更し、総合トップも見えていただけに悔やまれる結果となった。

来月の鈴鹿2時間耐久レースでリベンジします!

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